燃える紅しょうが ❕

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セカンドオピニオンは重要だと思った話

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こんにちは。

 

今日も大雨です!!

 

神奈川西部は大荒れです。まるで台風のような風が吹いております。

 

今回はセカンドオピニオンは重要だと思った。私の体験談を書こうと思います。

 

2年ほど前になりますが、ある時から股関節の付け根あたりがチクチクとする

感じがするようになりました。

 

初めは捻ったのかな?程度に思っていましたが、痛みが1週間ほど続いたため

近くにあるクリニックに行きました。

 

お医者さんに症状を伝えると、

 

医師:尿道結石かな?とりあえず自然に出てくるかも知れないから2週間後に来て

   ください。と言われました。

 

石が出るように水分を多く摂るようにして2週間後、再び病院へ。

 

医師:まだ出ないの?もう少し様子を見て、出なかったらレントゲン取りましょう。

   と言われました。

 

また2週間が経過して病院へ。

 

医師:造影剤を使いますが、アレルギーはありますか?

 

私:ありません。

 

造影剤を注射してレントゲン撮影開始すると、鼻と目がムズムズしたので、

医師に伝えると、

 

医師:あるじゃん!アレルギー!

 

私:いや、前に造影剤使ったときは無かったんです。

 

造影剤を途中で止めたのに、レントゲン撮影を継続したので結石がはっきりと写っておらず、原因がはっきりと解らなかったため、紹介状をもらって大学病院へ。

 

最初に病院に行ってから1か月経過しました。大学病院に行って症状を伝えます。

 

医師:造影剤のアレルギーがあるのでCTは使えません。MRIで見ましょう。と。

 

2週間後、MRI撮影で病院へ。撮影のみで終了。

 

その2週間後、問診。

 

医師:結石ではないようです。左の腎臓が腫れています。

   これは水腎症という病気です。

   腎臓が腫れていると腎機能が低下している可能性があります。

   機能していない腎臓をそのままにしていると感染症の危険があります。

   検査して機能していないようなら摘出した方がいいですよ。と。。。

 

えっ?腎臓取るの??

 

尿道結石だと思っていたのに腎臓摘出の可能性があると知って愕然とします。

 

2週間後、腎臓が機能しているかを調べる検査へ。この検査は核医学検査といって

右と左の腎臓の機能を調べる検査で50:50なら正常ということです。

 

この検査の辛いところは全く動けないところです。約30分間全く動けません!

動けないと思うと色々なところが痒くなります。

かゆ~いのにかけない地獄!!です。

 

何とか検査を終了して2週間後に診断結果を聞きに行きます。

 

医師:腎機能は42:58ですね。左が少し機能が弱くなっていますが、

   摘出するほどではありません。

   それと尿管の一部が細くなっている部分があるので、

   それが原因で腎臓が腫れているのかも知れません。と。

 

そこで、担当の医師からセカンドオピニオンの提案を受けます。

 

医師:うちで当然手術はできますが、

   不安であればセカンドオピニオンを受けてみますか?と。

 

なんと大学病院から大学病院へのセカンドオピニオンです。

 

ワタシ的にはサードオピニオンでしょうか。

 

初めは尿道結石だと思っていたものが、水腎症→尿管狭窄と変化していきます。

 

とりあえず緊急性は無いとの事なので、別の大学病院へ。

 

また、問診からスタートです。。

 

初めの病院からすでに4か月ほど経過しています。

 

大学病院は問診→検査→診断と2週間毎になるため、非常に時間がかかります。

 

今度は前の大学病院のデータがあるのですが、もう一度MRIです。

 

それから2週間後、やはり尿管狭窄の可能性があるのでカメラを尿道に入れて見てみると言われました。

 

尿道にカメラ??入るんですか?!

 

麻酔をして検査するので痛くないとのこと。。。

 

2週間後の検査の日です。麻酔が切れないと動けないので、1日入院です。

入院なんて子どもの頃の盲腸以来です。

 

不安でいっぱいですが、家族が来てくれるので少しだけ心強い気がしていたのですが、小学生以下の子どもは入院病棟には入れないとのことで、結局独りでした。。

 

検査自体は麻酔が効いているので痛くないのですが、

検査後にカテーテル尿道に入れられて入院病棟に移動します。

 

麻酔が切れてからは

ちょー激痛です!!

痛くて眠れません。

 

しかも眠くなると我が息子がピクッと動いて

ちょー激痛です!!

 

痛すぎて一睡もできないまま退院しました。

 

で、2週間後の検査結果は尿管狭窄。

 

ただ、狭い部分が短いのでその部分を切って繋ぐだけで治るようです。

内視鏡を使っての手術で体への負担も少ないとの説明でした。

 

手術代や入院期間の話を聞いて手術することに決めました。

 

ここで医師から 

”手術の執刀は別の医師がします。”

と言われます。

 

なんでも、手術によって執刀できる医師のランクがあるそうです。

 

じゃあ、なんでその医師が最初から診てくれないの?

 

また2週間後です。。

 

カルテを見た執刀医から

”尿管の狭窄しているところが複数あり、狭窄区間も長いので手術は難しい”

と衝撃のお告げ。

 

結局どうなったかというと、

 

左の腎機能が多少弱っているが、手術が難しく失敗すると腎臓を摘出しなければならなくなるため、定期的に様子を見ていくということになりました。

 

このように半年以上も病院に通い、様々な検査をした結果、病名が色々と変わりましたが、いい医師と出会ったおかげで手術しないという結果になりました。

 

ということで、私はセカンドオピニオンをした方がいいと思います。