キズパワーパッドを使うとなぜ傷が早く治るのか❓
こんにちは。
燃える紅しょうが❗️です。
今日はくもっています。
この週末は湿度が高くて蒸し暑かったですね。
今回はキズパワーパッドについて書きます。
みなさんはキズパワーパッドという絆創膏を使ったことがあるでしょうか❓
キズパワーパットとは
バンドエイドを販売している、ジョンソン&ジョンソンが2004年に発売した、湿潤療法に基づいた新しいタイプの絆創膏です。
湿潤療法とは、傷口を密閉することによって、人間の体液を使って傷を治す方法です。
今までの消毒→乾かす→かさぶたができる→はがれて治るといった治療法にかわって出てきた新しい治療の考え方です。
キズパワーパッドのメリット
キズパワーパッドには普通の絆創膏と比べて次のようなメリットがあります。
傷が早く治る
傷口を密閉して自分の体液で傷を治すという考え方を利用しているので、体の自然に治す力が高まって傷が早く治ります。
今までのガーゼがついた絆創膏だと体液がガーゼにもれてしまって十分に利用できないために傷の治りが遅くなっていました。
痛みをやわらげる
キズパワーパッドを使うと、傷が密閉されるので、傷口が空気にふれなくなって皮膚が乾燥しないので、神経の刺激が抑えられて傷の痛みがやわらぎます。
私も普通の絆創膏を貼っていた時はヒリヒリして痛かった足裏の傷に、キズパワーパッド貼って数時間したら痛みがすごくやわらぎました。
傷跡がきれいに治る
傷口が密閉されていて乾燥しないので、かさぶたができないので傷がきれいに治ります。
かさぶたをボリボリかいてしまって、せっかく治りかけた傷口から血が出るなんて経験が誰にでもあると思いますが、キズパワーパッドを貼るとそれがないのです。
シャワーやお風呂の時でも大丈夫
キズパワーパッドの素材は完全防水のため、水にぬれても傷がしみることがないので、シャワーやお風呂の時でも安心して使えます。
キズパワーパッドのデメリット
従来の絆創膏と比べてメリットを説明してきましたが、キズパワーパッドにもデメリットがあります。
値段が高い
唯一のデメリットといっても良いのではないでしょうか。
アマゾンで売られている標準タイプのキズパワーパッド10枚入りとバンドエイドの防水タイプ40枚入りを1枚あたりの価格で見ると、約5倍の差がありました。
キズパワーパッドの使い方
1.傷口を洗う
けがした傷口を水道の水でしっかりと洗い流してください。
2.傷口を観察・処置する
傷口が水で濡れているとキズパワーパッドがはがれてしまうので、清潔なタオルやティッシュペーパーで傷口の水分を拭き取ります。
※2-3分経過しても血が止まらない場合は病院へ行ってください。
3.キズパワーパッドを貼る
傷口にキズパワーパッドを貼って、完全に密着させましょう。
貼った後に1分ほど手のひらで温めるとしっかりと密着させることができます。
4.経過を観察する
キズパワーパッドが傷口にくっついているか定期的に確認します。
きちんとくっついていても、3日ほどで新しいものに貼り替えてください。
キズパワーパッドを使ってみた感じは❓
私が使ってみた感想を書きます。
けがの部位によっては唯一の選択肢
私は昨日、足の裏をけがしてしまったのでキズパワーパッドを使いました。
足の裏をけがした理由は、河原にあるゴツゴツした石の上を裸足で飛び移っていたからです。
気がつくと足の裏の皮が10円玉くらいの大きさではがれてしまっていました。
誰でも経験があると思いますが、皮膚がはがれるとヒリヒリしてすごく痛いですよね。
私は足の裏の皮膚がはがれて痛くて歩けなかったので、奥さんに絆創膏を買って来てもらいました。
奥さんが絆創膏を買ってくる間、戦場で負傷した兵士のように河原の石の間に横たわった状態で、空を見上げて待っていました。
待つこと20分くらいで、奥さんが絆創膏を持ってきて傷口に貼ってくれましたが、貼ってくれた絆創膏は普通のタイプだったので、私のように足の裏の傷だと、歩くたびに絆創膏が傷口と擦れてしまって激痛が走ります。
家に帰ってからすぐにキズパワーパットに貼り替えました。
貼ってから2時間くらいで、ヒリヒリ・ズキズキした痛みがやわらいできて、5-6時間後には歩いても痛みが無くなりました。
足の裏や指先など、どうしても動かさなければいけない部分をけがしたときはキズパワーパッドを使った方が絶対にいいです。
まとめ
キズパワーパッドは普通の絆創膏に比べて値段が高いですが、傷の治りが早く、痛みが少ないなどメリットが多いです。
水に濡れる部分やよく動かす部分をけがしたときには積極的に利用すると良いでしょう。